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 「なぜ芸大には校歌がないんだろう」。東京芸術大(台東区)の学生の疑問が発端と...
「藝大校歌再生活動」に取り組む高田さん=台東区の東京芸大で

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 「なぜ芸大には校歌がないんだろう」。東京芸術大(台東区)の学生の疑問が発端となり、前身の東京美術学校にあった校歌の再生に学生有志が取り組んでいる。先月末、落ち着いたテンポながら、荘厳で抑揚の利いた一分二十秒ほどの「校歌」が完成。学生たちが歌い、演奏し、ユーチューブに公開した。
 前身の東京音楽学校時代を含め、古くは滝廉太郎から團伊玖磨、芥川也寸志、坂本龍一さんら名だたる音楽家を輩出しながら、芸大には校歌がない。
 昨年十月、授業の課題で芸大の歴史を調べていた美術学部先端芸術表現科三年の高田清花(さやか)さん(20)は不思議に思い、音楽学部の大学史史料室などに問い合わせたが、理由はわからなかった。
 だが、インターネットで検索すると、前身の東京美術学校には校歌があったことがわかった。大学の図書館にあった山田耕筰=東京音楽学校出身=の全集に歌詞とメロディーのみ書かれた譜面が載っており、一九三〇年ごろに作られていた。
作曲の山田耕筰=日本楽劇協会提供

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 作詞は東京美術学校出身の詩人・川路柳虹(りゅうこう)。「巨匠の揺籃(ようらん)ここにこそ見よ」に代表される歌詞に、高田さんは「当時の芸術に対する志や熱が伝わってくる」と感銘を受けた。美術学校は四九年に音楽学校と統合され、東京芸大に。この校歌は二十年間ほどしか歌われなかったとみられる。
作詞の川路柳虹      

作詞の川路柳虹      

 幼い頃からピアノを習っていた高田さん。楽譜を基にコンピューターソフトでアレンジし、声楽科の同期に歌ってもらった音源を課題の成果として発表した。
 さらに友人たちから「私も演奏したい」と声が上がり、今年二月、高田さんら二〇二〇年度入学の学生が参加するLINEグループに呼びかけたところ、三日間で八十人が集まった。
 「芸大生の手で“創造的に”再生したい」−。学部学科を超えたプロジェクト「藝(げい)大校歌再生活動」が動き出した。
校歌を演奏するコントラバスパートの学生有志=藝大校歌再生活動提供

校歌を演奏するコントラバスパートの学生有志=藝大校歌再生活動提供

 二週間ほどかけてオーケストラの伴奏を付けたのは、音楽学部作曲科三年の矢野耕我さん(21)。同じ音が続く箇所があり、和音を付けるのが難しかったそうだが、「響きに新鮮さがあった。芸大の歴史と文化にかかわれた」と喜ぶ。
 新型コロナ感染対策のため、練習や収録は歌、トランペット、琴など十七のパートごとに実施。高田さんはほとんどの収録に立ち会い、自身も歌で参加した。
 もとの歌詞は「美術に生くる吾(われ)ら」だったが、川路柳虹の親族を捜し出し、承諾を得て、芸大らしく「藝術(げいじゅつ)に生くる吾ら」に変えた。
 コロナ禍で入学し、キャンパスに行けない時期も長かった高田さんたちにとっては、同期と交流を深める貴重な機会にもなった。「みんなの思いが音色や歌声に乗って結晶になった。九十年の時を超えて、先輩たちとつながれたことがうれしい」
東京美術学校OBの建築家・今里隆さん(右)に音源を披露する高田さん=東京都内で

東京美術学校OBの建築家・今里隆さん(右)に音源を披露する高田さん=東京都内で

 日比野克彦学長からは「これをきっかけに生まれた人のつながりを生かし、校歌を通して何を伝えていくか考えてほしい」と激励された。
 高田さんも「演奏して終わりではなく、輪を広げたい」と前向きだ。芸大や東京美術学校の卒業生に音源を聴いてもらい、当時の学生生活などを聞き取ってプロジェクトのホームページで公開する。「覚えています。先輩たちの卒業式で歌った」と喜んでくれた九十代の卒業生もいたという。
 来年度にはメンバー全員でホールでの公開演奏を計画している。
 完成した「校歌」の音源は、こちらから聴けます
 文と写真・浜崎陽介
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