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 18日にあった国の文化審議会で、古代に鉱石を細かく砕くのに使われた石臼や石きね計124点が「徳島県若杉山辰砂(しんしゃ)採掘遺跡出土石器」として重要文化財へ指定するよう答申された。石器は砂岩製で、きねは角が取れて丸く、臼はくぼみもあるが、驚くような石片ではない。だが、調査を進めると、ある作業が実施
若杉山辰砂遺跡から出土し、重要文化財に指定された石器の一部。臼に入れた鉱石を杵でつぶし、水銀朱を精製したとみられる(徳島県提供) 拡大
若杉山辰砂遺跡から出土し、重要文化財に指定された石器の一部。臼に入れた鉱石を杵でつぶし、水銀朱を精製したとみられる(徳島県提供)

 18日にあった国の文化審議会で、古代に鉱石を細かく砕くのに使われた石臼や石きね計124点が「徳島県若杉山辰砂(しんしゃ)採掘遺跡出土石器」として重要文化財へ指定するよう答申された。石器は砂岩製で、きねは角が取れて丸く、臼はくぼみもあるが、驚くような石片ではない。だが、調査を進めると、ある作業が実施された日本初の遺跡と光を当てる第一級の考古資料だった。

 石器が出土したのは、徳島県阿南市水井町の山腹斜面(標高約140~約280メートル)に広がる国史跡「若杉山辰砂採掘遺跡」。付近には、古代に使われた赤色顔料「水銀朱」の原料となる辰砂を含んだ岩石が地表にみられ、開墾などの際、石器や土器が出土することで知られる。1950年代から断続的に調査が実施され、一緒に見つかった土器片などから、弥生時代後期初頭から古墳時代前期初頭(1~3世紀ごろ)にかけ、辰砂が採掘された遺跡とみられていた。

「若杉山辰砂採取遺跡」から見つかった辰砂鉱石の拡大写真。中央やや右に赤い部分がある(徳島県提供) 拡大
「若杉山辰砂採取遺跡」から見つかった辰砂鉱石の拡大写真。中央やや右に赤い部分がある(徳島県提供)

 辰砂を含む岩をきねや臼で砕いたり、たたきつぶしたり、さらにすり鉢を使うようにすり続けると、細かな粉末になる。そして、水とともにかき混ぜると、比重の違いなどから、辰砂が得られる。中国から伝わった神仙思想の影響で赤は古くから珍重されており、水銀朱を使って古墳の石室や石棺を赤く塗られた。ほぼ同時代の弥生時代後期に造られたとされる墳丘墓である岡山県倉敷市の「楯築(たてつき)遺跡」では、木棺の下に32キログラム以上の水銀朱が分厚く敷き詰められていたという。

 一方、若杉山辰砂採取遺跡では、84~87年度に発掘調査したところ、石臼や石きねなど辰砂鉱石を砕いたり、すりつぶしたりしたとみられる精製用具が多く出た。石器には、一定方向向きの細かな傷が残っており、同じ方向へ繰り返し、擦る作業に使われた形跡があった。さらに、2015、16年度の調査では、砕いた鉱石片を捨てたとみられる大量の破砕れきも確認。単なる採掘跡でなく、採掘した鉱石を石器類で砕いてすり潰す「精製作業」まで実施されていた場所と判明した。

空から見た「若杉山辰砂採掘遺跡」。矢印のあたりに遺跡が広がる。河川は那賀川の支流・若杉谷川=徳島県阿南市水井町で(徳島県提供) 拡大
空から見た「若杉山辰砂採掘遺跡」。矢印のあたりに遺跡が広がる。河川は那賀川の支流・若杉谷川=徳島県阿南市水井町で(徳島県提供)

 17、18年度の調査では、辰砂を含む熱水が地下から突き抜けた跡である「熱水鉱脈」に沿って掘削された跡に、精製作業で不要となって捨てられた破砕れきも大量に確認され、精製作業の工程も具体的になった。

 これまでに約400点の石器が出土しており、このうち形状や使用目的が分かる124点が答申の対象となった。一部は徳島県立博物館(徳島市)で常設展示されている。

 担当者は「辰砂の採掘と精製過程を具体的に復元しうるもの。弥生時代から古墳時代初頭における水銀朱の生産実態を示すとともに、現地からどこへ運ばれていったか、流通や交易を考えるうえでも重要で、学術的価値が高い」と話している。【植松晃一】

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