国際線の新規予約、一転再開

オミクロン株の水際対策迷走

記事を保存
【人気Lサイズ】シュプリーム☆両面ビッグロゴ入りパーカー バイカラー 即完売注意 シュプリーム × ナイキ ACG フリースプルオーバー イズネス パーカー 22ss ノースフェイス ペアルック パーカーセット
undercover × kaws ノースリーブパーカー
新品未使用 WINDANDSEA HONDA フーディー M

「全国のニュース」の写真

《希少 パキスタン製》90s 紺タグSTUSSY オールド シャドーマン
Needlesパーカー BTSグク着用モデル M 美品

関連記事

BILLIONAIREBOYSCLUB JP THE WAVY HOODIE 【お買得】

BILLIONAIREBOYSCLUB JP THE WAVY HOODIE
似たようなパーカーを先日購入したのでお譲りします。 新品未使用で、袋もタグもあります! コラボ商品ですごくレアで、どんな着方してもいい感じになります!! よろしくお願いします!
 「しょっぱい味」が好まれる東北地方。中でも秋田と並んで料理の塩みが強く、「短命県」のリスクが懸念され続けているのが青森県だ。青森では2014年度から、だしを使って減塩を図る「だし活」を推進。三村申吾知事が自ら積極的にメディアに出演するなど啓発に躍起で、地場のスーパーもこれに協力的だ。地元の人々に染
奇抜な服装で自ら店頭に立ち「だし活」をアピールする青森県の三村申吾知事(中央)=青森市の「カブセンター西青森店」で2020年9月19日(青森県提供) 拡大
奇抜な服装で自ら店頭に立ち「だし活」をアピールする青森県の三村申吾知事(中央)=青森市の「カブセンター西青森店」で2020年9月19日(青森県提供)

 「しょっぱい味」が好まれる東北地方。中でも秋田と並んで料理の塩みが強く、「短命県」のリスクが懸念され続けているのが青森県だ。青森では2014年度から、だしを使って減塩を図る「だし活」を推進。三村申吾知事が自ら積極的にメディアに出演するなど啓発に躍起で、地場のスーパーもこれに協力的だ。地元の人々に染みついた「しょっぱ口」を変えるのは容易ではなさそうだが、県民の健康増進を目指すあの手この手に他県の関心も高い。青森県農林水産部・総合販売戦略課に「だし活」の現状と課題を聞いた。【聞き手・工藤哲】

塩分高めを好む県民性

 ――「だし活」を始めた経緯は?

 ◆青森県の平均寿命は全国最下位の水準が続き、その理由の一つに生活習慣病による死亡率の高さがある。背景として食生活の乱れや肥満、喫煙、飲酒などさまざまな要素が考えられる。このうち食生活では、保存食としての漬物や塩漬けの筋子、ラーメン、カップ麺など塩分の高いものが好まれる傾向にあり、これらの食べ過ぎも一因と言われている。16年の調査では青森県民の1日の塩分摂取量は10・5グラムで、県が目指す8グラムを超過している。他県から来た人に聞くと「味が濃い」と話す人は少なくない。

 「短命県」の現状を改善しようと、管理栄養士の資格を持つ県職員が「だし活」を提案し、14年度から取り組み始めた。減塩を進めるには、だしの活用が効果的。調理に手間がかかるため敬遠されがちだが、県産の水産物などの食材で未利用なものもあり、こうした食材で作っただしを活用しながら減塩を進めようという狙いだ。だし活にとどまらず、野菜をたくさん食べて塩分の排出を促す「だす活」も19年に打ち出している。

店内に大量に並ぶ人気商品のカップ麵=青森市の「カブセンター西青森店」で2022年9月27日、工藤哲撮影 拡大
店内に大量に並ぶ人気商品のカップ麵=青森市の「カブセンター西青森店」で2022年9月27日、工藤哲撮影

 ――「減塩」という言葉は、あえて避けているのですか?

 ◆その言葉は、普段から健康を強く意識する人には響くが、あまり関心がない人にとっては「減塩=味が薄い、おいしくない」というイメージから、聞いただけで拒否反応を起こす人もいる。津軽には「じょっぱり(意地っ張り)」という言葉もあるくらいで、味については頑固な人が少なくない。なので関連商品や啓発活動の時にも、それほど多くは使わない。

 ――「だし活」の具体的な施策は?

 ◆14~19年度の6年間は「だし活」を知ってもらう活動が中心だった。20年度からは誰もが手軽に「だし活」「だす活」を実践できるよう、著名な料理研究家を招いた啓発イベントを開いたり、食品企業と組んで塩分を控えた商品を開発したりと、県民の行動を変えていこうとしている。

 健康寿命を延ばすには、何より継続的な普及・啓発が重要だ。例えば、食生活の改善に取り組むボランティアが、乳幼児健診の際、県と食品企業や流通業者、生産者、学校栄養教諭などが共同開発しただし商品「できるだし」のサンプルを保護者に配っている。

 また、食品メーカーや流通業者、県などで構成する「協議会」も14年度に組織した。「できるだし」の普及について意見交換をしつつ、「できるだし」をスーパーの目立つ場所に置き、具体的に調理法を紹介するチラシも配布している。

 ――三村知事の活動も目立ちます。

 ◆知事も現状には相当強い危機感を持ち、「短命県返上」を懸命に訴え続けている。自ら直接スーパーなどに出向き、塩分摂取量が多い現状や「野菜をさらに取ってほしい」などと大事な点をアピールしており、昨年は11回、店頭に立った。知事が出向いた際の消費者の反応は悪くない。スーパーには子どもからお年寄りまで幅広い世代が集まっており、「だし活」というキーワードは着実に県民に浸透しているという手応えがある。

 ――今後の課題は。

 ◆これまでの取り組みによって、健康意識が高い県民を中心に「だし活」は定着してきたが、まだまだ減塩に関心の低い若年層をはじめ無関心層へのアプローチが必要だ。20~21年度は、企業による「だし活」商品の開発をさらに進めた。総菜市場が拡大し、スーパーの総菜で減塩を進めていく食環境づくりが効果的だとする調査結果がある。これを踏まえ、22年度からは「減塩総菜」などの開発を進めている。

 「だし活」の推進には、農林水産関連だけでなく健康福祉部門との連携が鍵で、一体となった啓発が必要だ。食生活は幼いころからの影響がとても大きく、それを変えていくことが非常に重要だと考えている。

三村申吾・青森県知事による「だし活」の啓発動画が流れるスーパー店内=青森市の「カブセンター西青森店」で2022年9月27日、工藤哲撮影 拡大
三村申吾・青森県知事による「だし活」の啓発動画が流れるスーパー店内=青森市の「カブセンター西青森店」で2022年9月27日、工藤哲撮影

スーパーは「減塩」推し 外食はハードル高く

 青森市内のスーパー「カブセンター西青森店」。入り口から入ってすぐ、三村知事の動画が目に飛び込んできた。「塩分を取りすぎた生活が長く続くと あたる!(脳卒中)、止まる!(心不全)、腎臓が使えなくなる!」「(野菜は)あと50グラムアップしましょう!」。黄緑と赤の「かっぽう着」姿の知事が、画面の中からこう呼びかけていた。

 スーパーを運営する紅屋商事(本社・青森県弘前市)顧客サービス課の熊谷紀子マネジャーによると、県から定期的に届くこうした啓発動画を、店内で流し続けているという。

店内の目立つ場所で販売される「できるだし」のロゴ入り商品=青森市の「カブセンター西青森店」で2022年9月27日、工藤哲撮影 拡大
店内の目立つ場所で販売される「できるだし」のロゴ入り商品=青森市の「カブセンター西青森店」で2022年9月27日、工藤哲撮影

 店内では「できるだし」も目につく場所にあった。近くには、食品に含まれる塩分量や、減塩を促すカリウムを含んだ野菜を紹介する掲示も。これほど目立つ扱いは、隣の秋田県では見られない。

 同社はかねて食育を積極的に推進する方針を掲げ、店舗での啓発活動を続けてきた。近年は減塩対策を強化する県の要請もあり、啓発ののぼりなども立てている。「続けるうちに従業員の意識は着実に変わってきた」と熊谷さん。伊藤晋二店長も「減塩商品の売れ行きも徐々に増えてきた」と手応えを語る。

 一方、外食の現場では、減塩の必要性は感じながらも「先祖代々続いてきた青森県人の『しょっぱ口』は、本人が体調を崩して医者から止められたりしない限り難しいのでは」(外食業界関係者)という声もある。

 太平洋や大西洋、津軽海峡、陸奥湾に囲まれ海岸線が長い青森県では、昆布やホタテ、イワシなどだしの材料になる食材が豊富で、これらで作るだしがラーメンなどの人気を支えている。県の統計によると、2021年の中華麺購入額は全国1位。あちこちに人気店が並び、朝食にラーメンを食べる「朝ラー」文化が定着し、参入する店も増加傾向にあるとみられている。

 青森市内の外食店関係者は「全体的に昔と比べれば味は薄くなる傾向にあるが、減塩しすぎると『食べた気がしない』というお客さんの声も根強い」と明かす。問題意識はあるものの、青森での減塩はなかなかハードルが高そうだ。【秋田支局・工藤哲】

 東北の「しょっぱい味」の課題や減塩の取り組みについての情報をお寄せください。メールakita@mainichi.co.jp

  1. facebook
  2. twitter
  3. linkedin
  4. pinterest