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オペラ「人道の桜」の稽古をする杉原千畝役の女屋哲郎さん(手前左)と妻幸子役の新南田ゆりさん(同右)ら=世田谷区で

オペラ「人道の桜」の稽古をする杉原千畝役の女屋哲郎さん(手前左)と妻幸子役の新南田ゆりさん(同右)ら=世田谷区で

 ことしは早稲田大学の創設者で元首相、大隈重信の没後百年。早大は記念行事の一環で来月、ゆかりの偉人を題材にしたオペラを上演する。この偉人、卒業生ではない。一年半で中退している。歴史的な節目の主役に、あえてこの人を抜てきした狙いとは。
杉原千畝(NPO杉原千畝命のビザ提供)

杉原千畝(NPO杉原千畝命のビザ提供)

 偉人の名は外交官、杉原千畝(ちうね)(一九〇〇〜八六年)。第二次世界大戦中、リトアニアの日本領事館で、反ユダヤ政策をとるナチス・ドイツ支配下の欧州から脱出しようとするユダヤ難民に、のちに「命のビザ」と呼ばれる日本通過ビザを独断で大量発給した人だ。戦後、イスラエル政府がその功績をたたえて「諸国民の中の正義の人賞(ヤド・バシェム賞)」を贈っている。
 この実話を基にした「杉原千畝物語 オペラ『人道の桜』」を早大大隈記念講堂で、「創立百四十年・大隈重信侯の没後百年記念」と銘打って上演する。早大史に残る行事といえよう。
ラストシーンで合唱する出演者©杉原千畝物語オペラ「人道の桜」制作委員会

ラストシーンで合唱する出演者©杉原千畝物語オペラ「人道の桜」制作委員会

 ただ、千畝と早大の縁が深いかというと、微妙だ。
 千畝は一九一八(大正七)年、早大高等師範部(現教育学部)英語科に入学。「医者になれ」という父に逆らっての進学で、仕送り無し。金に困っていた。
 翌年夏、国のお金で留学できる外務省の公募を新聞で知り、ロシア語部門を受験し、みごと合格。早大を二年生の十一月で中退し、ハルビンでロシア語を学び、外交官の道を歩んだ。
大隈重信

大隈重信

 在学した期間はわずかな千畝に、スポットを当てるのはなぜか。早大の渡辺義浩常任理事(60)に聞いたところ、大隈重信の宣言をもとにした早大の基本理念「三大教旨」のひとつ、「模範国民の造就」を挙げた。
 「模範国民」とは何か。早大の中長期計画で、こう読み解いている。「世界のどこにあっても、どのような困難に直面しようとも、自らの意思で周囲と連帯して状況を切り拓(ひら)くことのできる知識と道徳的人格と勇気、頑健な体としなやかな感性を持った地球市民」
 渡辺さんは言う。「杉原千畝は卒業には至らなかったが、一時期は早稲田大学で学んでいます。その人道的行為は、まさにこの教旨を具現化したものです」。早大キャンパスには、千畝の功績を顕彰した碑も設置されている。
国重要文化財に指定されている早大大隈記念講堂=新宿区で、本社ヘリ「あさづる」から

国重要文化財に指定されている早大大隈記念講堂=新宿区で、本社ヘリ「あさづる」から

 今回のオペラは二〇一五年以来、国内外で上演を重ねている。大隈記念講堂での上演は二回目だが、前回は九十分の短縮版。今回は百二十分の完全版となる。
 千畝と同じく、早大を中退した出演者もいる。高尾可奈子さん(28)は建築デザインの道へ進もうと早大建築学科に入学したが、一年で休学し、後に中退。好きなダンスを仕事にしようと、舞台女優に転身した。「辞めてからも、早大時代の仲間とのつながりに支えられて頑張っています」
早大を中退し、舞台の道に転身した高尾可奈子さん

早大を中退し、舞台の道に転身した高尾可奈子さん

 千畝役と妻・幸子役は、ともにオペラ歌手の女屋(おなや)哲郎さん、新南田(しなだ)ゆりさんが務める。
 ウクライナ戦争の最中での上演。脚本も担当する新南田さんは「歴史上の出来事ではなく、今この時代のことという気持ちで演じています」と話している。
 十一月三日午後二時開演。全席指定、協賛金五千円。問い合わせは制作委員会(chiune-opera2@list.waseda.jp)へ。
 文・榎本哲也/写真・安江実、木口慎子
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